バナナオートでの車の板金塗装の事例をご紹介するページ、今回は【スズキ キャリィ】です。
修理前の状態
追突されてしまったとのことで当店にお持ち頂いた軽トラック。破損具合を確認したところ、荷台へのダメージがかなり大きく、衝突の勢いの激しさが窺われました。
実際の修理
荷台は修復は不可能なほど損傷具合が激しかった為、丸ごと交換での修理を行うことに。古い荷台を車体から降ろします。
下の写真は交換用に使用することになった中古パーツ(リサイクルパーツ)の荷台です。
車のパーツとしての性能には問題のないリサイクルパーツですが、やはり新品との分かりやすい違いとして表面の使用感が挙げられます。特に軽トラックの荷台は衝撃や摩擦、汚れなどにさらされることが多いので、乗用車のものよりも平均して使用感の程度が増します。いわゆる「はたらく車」ですね。
こちらの荷台もサビなどが見られます。
しかし…ご安心ください。バナナオートでは、リサイクルパーツに改めて塗装を施し、表面を新品に近いツルツル状態にしてから使用する場合がほとんどを占めます。(お客様とご相談させて頂いた上で修理の方向性を決めていきます)
新品パーツよりも部品代を抑えられ、仕上がりもきれいなのでおすすめの修理方法です!
こちらの荷台にも、これから塗装を行っていきます。
下は塗装完了した状態のリサイクルパーツです。いかがでしょうか…?
最もゆがみが酷かった後ろのあおりも同様に中古パーツに塗装を行い使用します。
衝突の影響によりギヤの入りも悪くなっていたので、ミッションの交換も行いました。
ギヤのシフトワイヤーも交換します。
ミッションまわり部品を取付けました。
リフトで車体を持ち上げての作業なので、同時にアンダーコート防錆塗装も行います。砂利や雨雪、塩カルなどの跳ね返りによるサビに弱い下回りですが、アンダーコートのしっかりした塗膜で覆うことで、効果的に予防することが出来ますよ。
修理完了
すべての修理が終了したところです。
今回は中古パーツをボディに使用しての修理でしたが、新品パーツでの修理や、損傷具合によっては現物修理もお選びいただけます。